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カテゴリ:食べ物( 94 )

シソのブーケ

 田舎から送ってきたという野菜を友人からもらった。ジャガイモ、小さい色つやのいい茄子、きゅうり、青唐辛子、シソ。大喜びでもらったんだけど、シソの量にびっくり。腰の高さくらいによく茂ったパワフルなシソを真ん中くらいでぐいとつかみ、鎌一閃、ざっくりと切り取ったようなシソの束。シソが茂っているのを見たことは何度もあるけど、こんなふうに収穫したシソを見たのは初めて。
 友人は茎の切り口に湿らせたティッシュを巻いて、アルミホイルでくるみ、全体を新聞紙で包むという花束扱いでくれた。ちょっとしたウェディング・ブーケみたいだった。
 空き瓶に水をいれてブーケをさし、毎日水を換えるという、こっちも花束扱いである。それにしても、こんなに大量のシソ、どうすればいい? シソジュース? うーん、あんまり興味ないなあ。今はそんな時間ないし。そうめんにはせいぜい葉っぱ2枚でいいんだけど、水にさしたシソは生命力旺盛で新しい葉っぱなんかを伸ばしているんである。
 で、今日は思いついて、白いご飯の混ぜてシソご飯にしてみた。シソの真ん中の固い所を取って細く細く刻み、塩でもんだあとしばらく水にさらしておくと、アクが抜けて、時間が経ってもきれいなグリーンのまま。ごはんにあんばいよく塩味をつけてシソを混ぜる。塩はもちろん、おいしい塩で願います。
 それとおろしショウガたっぷりの焼き茄子で、いかにも涼しい真夏の精進食になった。
 でもね、今日は台風一過でとても涼しくて、いや、寒いくらいだったんだよ。
by kuunuu | 2011-07-22 00:57 | 食べ物

豪華B級弁当

 梅雨があけた。そのとたん青い夏空。梅雨あけ直前のどしゃぶり&雷というのはなくて、なんか損した気分だ。あのせいせいするような雷雨の後は、当分のあいだ夕暮れから夜は涼しい夏の夜なのに、ことしは涼しい夏の夜はないみたい。
 仕事で何度か埼玉県の山間にきている。ここが、いくつかの会社と工場のほかは、山あいの半農家、東京へ通う勤め人の家しかない土地なんだね。商店は駅付近のみ。だから、私が行く会社の周辺にはなーんにもないのである。マクドも定食屋もラーメン屋もなくて、この会社に勤務している人は弁当持参しかない。そうじゃないひとはたぶん、どこからか仕出しの弁当などをまとめて取っているんじゃないかと思う。
 というので、訪問者の私にも、昼食をふるまってくれる。これがやっぱり仕出しのお弁当で、正方形の松花堂弁当だ。おそらく、一番高いお弁当だと思う。恐縮していただくのだけど、この弁当がたっぷりしていてとても面白くておいしいのである。
 おいしいというのは、ミシュラン系のことじゃなくて、B級の粋、といった楽しさなのね。
 ちなみに、昨日いただいた弁当は、ホタテの炊き込みご飯(ぎゅう詰めで、お茶わん
軽く2杯分はある)、刺身(マグロ、タコ、しめさば、茹でえび)、サワラの焼きもの、煮物(さといも、にんじん、ごぼう、こんにゃく等)、マカロニサラダ少々、天ぷら(えび、しめじ他てんつゆ付き)、あと2品くらい(和え物かなんか)、黄色いたくあんと小梅。これらがぎっしり。ほらね、駅弁の幕の内みたいでしょう。
 B級たることろは、ほたての混ぜご飯に小さく切ったさつま揚げが混じっていたりすることろで、これはこれでおいしいのだ。A級ではやらないよね。
 この仕出し弁当を5回はごちそうになっていて、シュウマイ、肉団子なんてのが1個ずつ入っていたり、天ぷらがメインのときは白身魚なども入る。オレンジやいちごやスイカが入っていたこともあった。
 私の読みでは、仕出し昼弁当ではいちばん高くて、2500円ってとこじゃないかなあ。
 全部食べると動けなくなるくらい量があるところもいい。お弁当はこうじゃなくちゃね。
 とても楽しみにしていたのだけど、ここに来るのも最後になりそう。
by kuunuu | 2011-07-10 14:33 | 食べ物

グラチネ

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 ほうれんそうと小エビのグラチネ。小エビの茹で汁をたくさん使ってバターちょっぴり、びしゃびしゃの軽いホワイトソースで。パン代わりにオリーヴオイルドレッシングのポテトサラダ。おなかいっぱい。
by kuunuu | 2011-05-16 01:02 | 食べ物

トマトごはん

 トマトソースをたくさんつくったので、今夜はトマトご飯。少なめごはんにトマトソースをマジでたっぷり、チーズをかけて焼くだけ。これがね、信じられないくらいウマイ! 
 トマトソースだけでもいいけど、1本残ったソーセージとか、茹でたブロッコリー、アスパラガスなどをのせたり、キノコとかいろいろあるものをのせることもあり。残りごはんでOKなので、パスタを茹でる手間もいらん。写真を撮るつもりだったのに、オーブンから出したての熱々を食べてしまいましたとさ。
 私のトマトソースのレシピは、にんにくひとかけ、タマネギ小一個をオリーブオイルで炒め、そこにトマト水煮缶をどばどば入れてしまう。缶は3個〜5個、大きいテフロンのフライパンいっぱいになるくらい。ホールトマトのときはちぎって。そこにあれば赤ワイン(料理用)を適当に入れるが、今回はワインがなかったので、冷凍しておいたスープストックを入れた。えーと、それから、ベイリーフ、ナツメグ、タイムを適当に入れて煮るのみ。ワインやスープストックがないときはマギーのスープキューブを一個(半欠けでもいい、入れ過ぎは絶対NG)。トマトの季節にはよく熟れたトマトを種を取ってちぎって入れる。40〜1時間、とろ火で煮るのみ。私は用心してタイマーをかけておく。
 あとは味を整えるだけ、甘みの隠し味で砂糖を少々、塩、コショウ。パンチが欲しい人は辛いウースターソースをちょっと入れるといいと思う。
 火にかけておけばできる。
 あああ、うまい。
by kuunuu | 2011-05-01 23:42 | 食べ物

春の柑橘類

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 柑橘類は全部好きだけど、どれかひとつ、と言われたら、はっさく、と答えよう。わりと地味で売っていないところもある。はっさくのいいところは簡単に剥けて、白い筋も簡単に取れて手だけで写真のようにきれいな身になること。果汁がどんどん垂れてくることもないし。水分控えめ。ほとんどどこも汚さないで食べられる。
 肝心なのは、味というか風味。はっさくには必要充分な甘みとともに、一瞬の苦みがあって、それがたまらない。うまいっ。柑橘類に限らず、私はちょっと苦い、渋い、というのが好きみたい。山菜とかアクっぽいものが好きだ。
 以前、家の庭でよく見かけて、もいだり拾ったりしてよく食べた夏みかん、最近は見ないし、食べないね。背中が縮むような酸っぱさ。私は「歯が浮く」ということを始めて知ったのはあの酸っぱい夏みかんだった。その酸っぱさを緩和するために、いろんなものをつける。塩、という人もいるし、重曹という人も多い。塩はよくわからんが、重曹というのは酸っぱさの原因、クエン酸を重曹のアルカリで中和しようという化学的は発想だろう。
 しかし、私が小さいころは、中和とかアルカリとかいう化学的発想は用いられず、砂糖をかけて食べていた。化学的というより情緒的対処だと思う(笑)。酸っぱいから甘くしようという単純な対処でもあるね、
 そのうち私はほぐした夏みかんにコンデンスミルクをかけて食べるようになった。これはおいしかった。でも、そのころには店に並ぶのは「甘夏」ばかりになって、背中は縮み、歯が浮き、ムンクの絵みたいに頬がすぼむ夏みかんとは出逢えなくなったのであった。
by kuunuu | 2011-04-18 22:30 | 食べ物

紅白ドリア

 本日の鬱屈kuuはトマトソーズ。がらんとしたスーパーの棚に残っていたトマト缶3個でシンプルなトマトソースをたくさんつくった。
 冷凍庫にはホワイトソースのストックもあるので、いまなら、赤ドリア白ドリア、あるいは赤グラタン白グラタンがつくれる。いっしょに使えばムサカやラザニアも。
 少しずつ解凍して食べてしまうので無駄にはならない。
 明日の鬱屈kuu。溜めておいた使用済みだし昆布を、山椒をちょっと入れて煮ると思う。
by kuunuu | 2011-03-31 00:49 | 食べ物

パエリアもどき

 えび、あさりなどを使ってパエリアもどきをつくった。
 単純にいうと、海鮮の濃いだしで、炒めた米を炊いた炊き込みごはんなのだ。それらしくするに必要なのは、ニンニク、たまねぎ、オリーブオイル、トマト(1個でOK)、パプリカ。それから必須のサフラン。フライパンにふたをしてそのままガスで炊いた。
 これでパエリアもどきの完成。ちょっとしたコツはあるけれど、そのへんはふだんからまあまあごはんをつくっている人なら、経験を活かしながら適当にやれば、失敗なくおいしい「もどき」ができるはず。
 ムール貝、鶏モモ、白身の魚、ソーセージ、蟹、などはお好みで適当に。
 豪華でなくて、あさりと輸入えびだけでも海鮮のだしの力はあっぱれなのだ。もう食べちゃったので、写真がなくてもうしわけないっす。
by kuunuu | 2011-03-14 23:42 | 食べ物

豆二種

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 赤っぽいのが金時豆、薄茶色のほうはトラ豆。金時豆を友人からいただき、生まれて初めて甘い豆を煮た(ただし黒豆はのぞく)。そのわりに、びっくりするほどおいしくできたので、気をよくして今度は自分でトラ豆というのを買った。トラ豆はいんげんの一種らしい。やや細長の豆を縦に二分して片方が真っ白、片方がトラというより豹のような茶色濃淡のまだらになっている。おなかと足と胸が真っ白いトラ猫の色合いだ。
 仕上がりが全体的に茶色になってしまい、白さが見えないのは、茶色い砂糖で煮たから。
 こういう甘い豆はよく駅版の幕の内などに入っていりけど、あれはね、嫌い。甘い豆はお茶受けがいいな。ちょっと甘いものがほしいとき、五粒くらいね。
 とにかく、黒豆の気難しさに比べて、とても簡単においしくできてので、今度はパンダカラーのシャチ豆を、今度は白い砂糖で煮てみようと思っているのである。……上野にパンダがきたこととは関係ないよ。
by kuunuu | 2011-02-22 22:36 | 食べ物

なべの復活

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 1年も前に、金目鯛に煮付けを作っていて真っ黒に焦がしてしまったなべ。この旅、めでたく復活した。
 ごらんの通り、ホーローの浅めのなべで、ジャムなどを作る時によく使ったんだけど、煮魚は浅いなべがいいなと思って使ったら、うっかりしていて、ものすごーく焦げつかせてしまった。煮魚にはみりんや砂糖などを多めに使うから、糖分がキャラメル化しちゃって、もうどうしても取れなかったのだ。金目鯛の骨がばりばりにくっついた。
 もちろん、ものすごく後悔したのだけどね、全然駄目だった。もう捨てるしかなかったのだけど、どうしても未練があって、ふと、昔母がやっていたことを思い出したのだった。母はなべを焦がすと、とにかく外におっ放り出してしまうのである。「捨てたのかな」と思うのだけど、いつまでも裏口のd\そばに放り出したままなのであった。それがいつしか、また台所に戻っていて、焦げ付きはずいぶんと軽減して使えるようになっているのだった。
 どうせ、捨てるしかないんだからと、私は「捨て時」つまり「あきらめて捨てる気にになる時」を待つつもりで、コゲコゲの鍋をざっと新聞紙でくるんでベランダに放り出しておいた。たまーにのぞいたけど、そのうち忘れて1年以上が経ってしまった。それを、なにをか思いけん、3日ほど前、拾い上げてのぞいてみると、なんとなく焦げが浮いている感じ。
 こりゃ、もう一度だけやってみようと思った。まずはお湯につけて、浮いた焦げを竹べらでこすり取ってみた。あらら、少しずつだけど、あんなに頑固だった焦げが剥がれてくるじゃないか! こりゃ、復活するぞ、と、無理はせずに、2日くらいかけて少しずつ、お皿を洗うたびにこすった。途中で、重曹も使った。
 竹べらの次には、椎茸が入っていたナイロンのネットを丸めてこすった。
 どうです? 復活したでしょう? 少し黒い点々があるけど、これはもともとあった傷のせいかもしれない。1年間の紫外線さらしは強力。
 お気に入りの鍋を焦がしたときはトライしてみるといいよ。忘れるくらい放っておくのがいいみたい。もっともホーローははガラス質で、金属鍋より劣化が遅いけどね。1年というのはずぼら過ぎるかもしれない。
 寒いし、この鍋で豆腐チゲでも作ろう。
by kuunuu | 2011-01-11 14:48 | 食べ物

みかん

 妹がミカンを一箱送ってくれた。産直なので大きさはまちまち。どれも皮が薄くて甘い。
 地元では、小さい小さい皮のうすいみかんがいちばんおいしいということになっている。一口で食べられるくらい小さいので、ほとんど流通にはのらない。ほんとにおいしいんだ。
 一度に何個も食べて皮がたくさん出ると、干してお風呂に浮かべたくなるね。冬はみかんだなあ、やっぱり。
by kuunuu | 2010-12-11 21:35 | 食べ物